万能なネットワークトラフィック監視

Capsa のネットワーク解析システム（別名、パケットスニファー、プロトコル解析システム）はネットワークトラフィックの監視 ・解析を簡素化する事ができます。しかも直感的に分かりやすく豊富な情報をタブ形式で表示します。Capsa ネットワークトラフィック監視ソフトの 特長を使用して、ネットワークのボトルネックを究明しネットワークの異常を検出する事ができます。ここでは Capsa ネットワークトラフィック監視ソフトの特色を利用して、ネットワークトラフィックをどの様に監視する事ができるかその方法について議論します。

ネットワークトラフィックの統計グラフを見たり、トレンドチャートを取得したりしたい場合は、ダッシュボードタブのグラフを使用することができます。このダッシュボードタブでは、ネットワーク全体から特定のノードの統計まで、様々なグラフを見ることができ、あらゆるMACアドレス、IPアドレス、プロトコル等をベースとした、ほぼ全ての種類のグラフを作成することもできます。これらのグラフがあれば、ネットワーク内の異常を容易に発見し、有用な統計を得ることができるでしょう。

図1：ダッシュボードタブを使用したネットワークトラフィックの監視

サマリータブでは、ネットワーク全体またはノードエクスプローラウィンドウで選択したノードの一般情報を知ることができ、トラフィック全体、リアルタイムのトラフィック、ブロードキャストトラフィック、マルチキャストトラフィック等を手軽に見ることができます。さらに、ノードエクスプローラウィンドウでノードを切り替えれば、切り替え後のノードのトラフィック情報を見ることができます。

図2：サマリータブを使用したネットワークトラフィックの監視

この2つのエンドポイントタブ（物理エンドポイントタブとIPエンドポイントタブ）を使用して、それぞれの物理アドレスやIPアドレスのノードのネットワークトラフィック情報をローカルとリモートの両方の方法で監視することができます。このタブでは容易に情報をソートすることができるため、異常なトラフィックが発生しているノード（どのホストで最も大きなトラフィックが発生しているか、または発生したか等）を簡単に見つけ出すことができます。

図3：エンドポイントごとのネットワークトラフィックの監視

プロトコルタブでは、利用者のネットワーク通信で使用されている全てのプロトコルがリストアップされており、ここで各プロトコルのネットワークトラフィックを監視することができます。ネットワークトラフィックのプロトコルを解析することにより、例えばHTTPならウェブサイトのブラウジング、POP3ならEメールと言ったように、どのアプリケーションがネットワークの帯域幅を消費しているのかが容易に分かります。

図4：プロトコルタブを使用したネットワークトラフィックの監視

会話タブには4つのタブ（物理会話、IP会話、TCP会話、UDP会話）があり、会話タイプ別のネットワークトラフィックを監視し、どの会話で最も大きなネットトラフィックが発生しているかを見つけ出すことができます。

図5：会話タイプ別のネットワークトラフィックの監視

行列タブでは、全てのネットワーク接続やトラフィックの詳細情報を1つのグラフにして提供します。ノード間の線の太さはトラフィック量を、線の色はステータスを表しており、カーソルを特定のノードに移動させると、そのノードのネットワークトラフィックの詳細情報を見ることができます。

図6：行列タブを使用したネットワークトラフィックの監視

以上のように、Capsa はネットワークトラフィックの監視を容易にするだけでなく、様々なレベルでのネットワークトラフィック解析を可能にするため、ネットワーク内の異常を迅速かつ効果的に検知し、ネットワークの問題を解決することができます。