ローカルプロセスに基づき、ネットワークトラフィックを解析

ITエンジニアとして、ネットワーク問題をトラブルシューティングするのは非常に難しいです。より多くのアプリケーションの公開とインターネットスピードの高度成長に伴い、ネットワークトラフィックの解析はますます困難になってきています。しかし、Colasoft Capsaは従来のネットワークアナライザと違って、プロセス解析機能を搭載し、ネットワークトラフィックの解析をより簡単にしています。

ローカルプロセスに基づき、ネットワークトラフィックを解析する前に、プロセス解析オブジェクトがチェックされているのを確認する必要があります。下図のようにある解析プロファイルをダブルクリックして、解析オブジェクトタブで、「プロセス」にチェックを入れます。

プロセスビューを表示したい場合、下図のようにビュー表示タブで、プロセスビューが有効されているかどうかを確認します。

解析プロファイルの設定が終わったら、スタートボタンをクリックすることで、解析プロジェクトを起動し、ネットワークの解析を開始します。

プロセスビューはネットワークトラフィックを消費している全てのローカルプロセスをリストします。バイト、パケット、毎秒バイト、毎秒ビット、 毎秒パケットなどによってプロセスを並べ替えることができます。

プロセスビューであるプロセスを選択した場合、下位パネルでは下図のようにそのプロセスに関するプロトコル、TCPセッション、及びUDPセッションをリストします。

下図のようにあるプロセスを右クリックして、「ノードブラウザにロケートする」をクリックすることで、そのプロセスをノードブラウザにロケートすることができます。

ノードブラウザは表示フィルターとして機能しています。あるプロセスがノードブラウザにロケートされると、全ての統計ビューはそのプロセスに関するデータだけを表示します。

例えば、「System」というプロセスがノードブラウザにロケートされた場合、マトリックスビューはSystemに関するノード情報だけを表示します。他のビューへ移動し、関連情報を確認することもできます。

上記機能を利用して、ローカルプロセスに基づきネットワークトラフィックを解析するのは非常に便利です。

例えば、ネットワークに異常プロトコルが見つかった場合、そのプロトコルをプロトコルブラウザにロケートし、プロセスビューに移動することで、どのプロセスがそのプロトコルを利用し、データを送信しているかを確認することができます。