nChronos Study Guide

異なるネットワークと複数ネットワークリンクを持つネットワークでは、nChronosはローカルネットワークのネットワークデータをキャプチャーまたは保存するほかに、分散的デプロイメントとリモート監視をもサポートしています。nChronosのデプロイメントは、下図のようです。

nChronosはサーバーとコンソールから構成されているので、サーバーとコンソールをそれぞれインストール、アクティブ化する必要があります。

サーバーのインストール

nChronosサーバーのインストールファイルをダブルクリックして、セットアップウィザードが表示されます。セットアップウィザートに従い、ステップごとにサーバーをインストールします。

有用なトラフィックをキャプチャーし、効率的に解析するには、まずnChronosサーバーを設定する必要があります。これら全ての設定はウェブページで行われています。だから、まずブラウザからnChronosサーバーにログインする必要があります。

ブラウザからサーバーにログイン

1、ブラウザを起動し、アドレスバーにIPアドレスとポート番号を入力して、「Enter」を押します。

2、nChronosサーバーを初期化する時、指定されたユーザー名とパスワードを入力します。

デスクトップにおけるをクリックして、コンソールユーザーインターフェースが表示されます。

ネットワークリンクを動作させた後、サーバー側でキャプチャーされたデータをコンソール側に表示するには、サーバーをコンソールに追加、接続する必要があります。

有用なパケットをキャプチャーし、効果的な解析と統計情報を取得するには、ネットワークリンクを設定する必要があります。

nChronosサーバーに接続した後、ネットワークリンクは自動的に属しているサーバーの下に表示されます。ネットワークリンクを右クリックし、「プロパティ」をクリックすることで、リンクプロパティダイアログボックスが表示されます。

ネットワークリンクを設定した後、ネットワークリンクを遡及的に解析することができます。ネットワークリンクを遡及的に解析し、ネットワーク問題を再現することで、迅速にネットワーク問題を特定し、トラブルシューティングすることができます。 ネットワークリンクの下にある「リンク解析」をダブルクリックして、リンク解析ウィンドウが開かれます。

リンク解析ウィンドウはタイムウィンドウパネルと解析ビューパネルからなっています。

ネットワークリンクを遡及的に解析するほかに、ネットワークリンクをリアルタイムに監視することもできます。リアルタイムにネットワークリンクを監視することで、リアルタイムにネットワーク状況を把握することができます。

ネットワークリンクの下にある「リンクモニター」ノードをダブルクリックして、モニターウィンドウを開きます。

パケットファイルをリプレイするには、「直接パケットファイルをリプレイ」と「パケットライブラリーからパケットファイルをリプレイ」という二つの方法があります。

直接パケットファイルをリプレイ

以下のステップに従い、コンピューターから直接にパケットファイルをリプレイします。

1. パケットファイルエクスプローラの上部におけるをクリックして、「ファイルを開く」ダイアログボックスを開きます。
2. リプレイしたいパケットファイルをダブルクリックします

レポートは任意時間のトラフィックと分析データを統計できるだけでなく、履歴データと比較できます。そのため、ネットワーク管理者にとって、素敵な参考資料となります。

レポートの作成

ビルトインレポートモジュールに基づいて、レポートを作成することができます。