革新的且つ高品質のネットワーク解析ソリューションとしてCapsaネットワークアナライザーは、有線ネットワークトラフィックを監視・解析するだけではなく、802.11 a/b/g/nネットワークを含む無線LANトラフィックをも監視・解析できます。

Capsa Enterpriseネットワークアナライザーは、無線ネットワークキャプチャと暗号化されている無線データデコーディングをサポートします。APがどんなタイプの暗号化を使っても、予め指定されたセキュリティキーにより、全てのWEP、WPA及びもっとも複雑なWPA2無線トラフィックが解読できます。それに、ユーザが自ら暗号化タイプを把握する必要がなく、Capsaは自動的にキーを暗号化タイプを一致させます。

ご周知のように、無線ネットワークにアクセスするために、一つのAP(アクセス ポイント)にアクセスする必要があります。そして、無線APにアクセスするには無線ネットワークアダプタが必要です。ですから、Capsaを利用して、無線ネットワークアダプタを監視することで、無線トラフィックをキャプチャすることができるのです。

以下のステップに従い、無線ネットワークのトラフィックを監視、キャプチャします。

1. スタート画面に、無線ネットワークアダプタを一つ選びます。そのネットワークアダプタが有効化されている以上、Capsaは全ての利用可能なAPを自動的に検出、表示します。

2. 監視したいAPを選び、APが暗号化されている場合、パスワードを入力します。その暗号化されたAPが有効な場合、キーを入力するダイアログボックスがポップアップされます。そのダイアログボックスがポップアップされない場合には、そのAPをダブルクリックして開かせることが可能です。

3. スタートアイコンをクリックし、監視を開始させます。アラーム、キャプチャフィルタとパケットの自動的保存を設定したい場合、適切なネットワークプロファイル及び適切な解析プロファイルを選択して、スタートをクリックして監視を始めさせて下さい。

  • 一つの無線ネットワークアダプタはパケットのキャプチャに使用されると、それはもはやネットワークのアクセスには使用できません。
  • APに間違っているキーを入力したら、解析プロジェクトは運行しますが、パケットは全部デコーディングされません。
  • 一つの解析プロジェクトは同時に複数のAPを監視できますが、これらのAPが全部同じチャンネルに存在するのは前提です。

無線トラフィックをデコーディング、解析するために、以下のことをご注意ください:

  • 監視されたAPのパスワードが正しいことを確認してください。
  • 全てのパケットをキャプチャするために、無線ルータ(信号ソース)に充分近づいてください。
  • EAPOLハンドシェイクパケットをキャプチャするために、ほかのホストがネットワークにアクセスする前にAPを監視してください。

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