UPM 5.1における新機能

アラーム数と処理状態、通信パスのネットワークパフォーマンス、プローブ利用率、アプリケーションとビジネス状態など、全体的な監視状態をリアルタイムに表示するために、新しいホームページは追加されています。各ボックスをクリックし、対応するモジュールを開くことで、詳細な監視と解析を行うことができます。

UPMセンターは各プローブのトラフィックトレンドチャートを表示するプローブトラフィックモニターページを提供します。トレンドチャートはパケット数、プローブ利用率、バイト数、アラーム数、パケットサイズ分布およびTCPパケットに基づいて、表示されることができます。トレンドチャートは1秒目盛りウィンドウ、1分目盛りウィンドウ、1時間目盛りウィンドウ、または1日目盛りウィンドウを選択することができます。

各プローブの指標を表示するために、プローブ指標モニターページも提供されます。指標はトレンドチャートにおける統計アイテムと、Top統計アイテムであることができます。一つのプローブにおける複数指標の監視、または異なるプローブにおける指標値の比較を行うことができます。

プローブトラフィック解析ページはプローブのトラフィック解析、トラフィック比較解析およびトラフィックトレンド解析を表示するために、提供されています。ある時間範囲を選択し、その時間帯のプローブトラフィック状況を確認することができます。ベースライントラフィックと比較することもできます。トラフィック比較解析は異なる時間帯におけるトラフィック情報を表示することができます。さらにUPMは履歴トラフィックに基づき、トラフィックトレンドを予測することも可能です。

ビジネスの集中監視の他に、UPM5.1はビジネスグループパフォーマンスモニターとビジネスグローバルパフォーマンスモニターを提供します。ビジネスグループパフォーマンスモニターでは、ユーザーはビジネスグループをカスタマイズし、グループ間の関係を定義することができます。以上ビジネスを迅速に特定するために、UPMシステムはインテリジェントにビジネスのパフォーマンスを評価し、グループにおける各ビジネスの運行状態をグラフィカルに表示します。

ビジネスグローバルパフォーマンスモニターでは、ユーザーはすべてのビジネスノードの運行状態を確認し、直観的に異常ノードを直観的に見つけることができます。

UPM 5.1はネットワークパフォーマンスモニターページを提供します。ユーザーはネットワーク通信パスをカスタマイズし、リアルタイムに通信パスを監視することができます。モニターをより直観的にするために、通信パスの背景として、地図またはネットワーク図を追加することができます。あるパスをクリックすることで、詳細なパス解析を行うことができます。

フロントエンドデバイスからのサービスアクセスデータに基づき、UPM5.1はネットワークにおけるサービスとホストのアクセス関係をグラフィカルに表示します。この機能を利用して、ユーザーはネットワークセグメント、アプリケーションおよびネットパスを迅速に定義することができます。

さらにネットワークセグメントはフロントエンドにキャプチャーされたトラフィックに基づき、自動的に定義されることができます。

ビジネスアラームの他に、UPM5.1はプローブトラフィックアラームとネットワークパフォーマンスアラームを提供します。ユーザーはプローブトラフィックアラームをカスタマイズするほかに、ネットワークパフォーマンスアラームを作成することもできます。作成されたアラームがトリガーされると、時間ラインはアラームレベルごとに色付けされ、トリガーされたアラームもすべてのモニターページに表示されます。さらにUPMはプローブトラフィックアラームとネットワークパフォーマンスアラームページを提供し、ドーナツグラフと棒グラフでアラーム統計を表示します。詳細なアラームログを表示するアラームリストも提供されます。アラームログに関するパケットをダウンロードし、nChronosコンソールを起動して、詳細な解析を行うことができます。

UPM 5.1は他の新しい機能も提供します。複数プローブは一つのプローブとして統合され、動作できます。パケットはIPアドレスとアプリケーションに基づき、検索され、ダウンロードできます。Radius認証はサポートされています。Syslogはまずマージされ、送信することができます。新機能の他に、UPM 5.1はユーザーインターフェースと機能に対して、いろいろと最適化しています。